【Ｙ子・「対人ストレスを改善する！アサーティブコミュニケーションとは？４」】

「対人ストレスを改善する！アサーティブコミュニケーションとは？４」

前回下記でご紹介しました、

【アサーティブとは】
自分のことをまず考えるけれど、同時に他社をも配慮。
対話をしている相手をしっかり視野にいれ、
落ち着いて話を聞いた上で受け入れ、自分の意見を述べられます。
周りの評価に頼らず生きられ、自分の行動や選択、
相手も自分も傷つけずに、言うべきことをきちんと伝えられます。


では今日は「アサーティブ」になる発想＆話し方トレーニングをお伝えします。

コミュニケーションには葛藤（かっとう）や対立がつきもの。
対立を恐れず、心に余裕がある状況で、
小さな成功体験を積み重ねていくのが◎。
会話の手順も整理して、より的確に自分の気持ちを伝えましょう。


アサーティブに自己表現するときの伝え方手順

1 事実
状況を客観的に簡潔なことばで伝えることで、相手との認識の違いを埋めます。

2 感情
「私は...」と客観的に今の気持ちを伝えます。

3 提案
的を絞り、現実的かつ具体的な提案をします。
自分の責任も認めた上で、誠実に率直に伝えてみて。

4 結果
「助かる」「うれしい」など、その効果を端的に伝えます。
自分と相手の主張が違う場合も想定し、
第2案・第3案を準備しておきましょう。


例） ミスに対して、大勢の前で感情的にしかる先輩へ

すみません。それは確かに私のミスです（事実）
↓
ただ、大勢の前でしかられると、周りが気になって、
恥ずかしい思いが先にたち、ちゃんと話を聞くことができなくなります（感情）
↓
場所を考慮していただけると助かるのですが...（提案）
↓
そうすると、よりミスを減らせるようになると思います（結果）



◎小さな成功体験の積み重ねで、自信を築こう！

"自分を信じる"と書く"自信"。自分の周囲世界に対する自信は、
長所も短所も含めて自分を肯定的に見ることから始まります。
ストレスがたまったり、疲れているときは、
冷静になりにくいもの。

まずはよい結果が得られそうな心に余裕がある状況で、
アサーティブな行動を行うことがおすすめ。
そこでよい結果が得られると、自分自身についての気持ちが変わり始め、
より自信が持てるようになるそう。

自信を持つと不安が少なくなり、次にもっとアサーティブに関わろう！
ともう一人の自分が背中を押してくれるはず。

「自分の問題点を整理して、優先順位をつけて、
まず1つこれをしてみようと、小さな成功体験を積み重ねましょう。
好循環が、さらなる心のエネルギーにきっとつながりますよ」


◎ナーバスな要求ほど、ことばで丁寧に伝えて
複雑な交渉ごとや言いにくい要求であるほど、
ことばを駆使してより丁寧に伝えることが大切です。

まず、"私"がどのように感じたか、メッセージを送らないと、
気持ちは上手に伝わらないということに気づきましょう。
相手を非難することばは、絶対にNG。
主語を自分自身にすることで、気持ちを客観的に表現できます。

また、事実描写→感情表現→要求提案→結果
というステップを踏むと文章として組み立てやすいそう。
話し言葉でせりふを紙に書いて、実際に声に出してみたり、
日ごろから練習を積んでおくと、
意識していなかった思いや考えが明確に。


実際に伝える場面で落ち着いて表現することにつながります。
鏡の中で表情を見ながら練習するとさらに効果的。
こころを大事にする権利は自分だけでなく、
相手も持っていることを感じてくださいね。
自己表現の選択肢をより多く持つことで、
少しでもストレスを軽減してくださいね。



※次回は「こんなときどうする？！」
職場のプチトラブルなどの対処法をお話していきますね♪


お楽しみに☆★☆


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